構造物の計画内容により次の点に留意する必要がある。
- 構造物は、単独で計画される場合と道路や造成などの全体計画の中で計画される場合がある。
特に道路の場合、橋台とその背面盛土との一連の問題に注意しておく必要がある。一般的には、盛土による圧密沈下が橋台の基礎杭にネガティブフリクションを発生させないか、側方移動の危険性はどうか等にも留意した調査計画を立てる必要がある。
- 調査の結果、支持層の分布に傾斜や不連続性などが認められた場合など、さらに詳細な調査を実施し、精度の高い地質断面図を作成することが必要である。