応用地質(株) 伊藤 隆雄
12.地質調査技士に合格して
泉 秀樹 松島 剛範 伊藤 隆雄 山田 泰弘 |
今回、調査技士に合格することができ大変うれしいです。 それまでの私の試験への挑戦方法としては過去何年かの出題内容、傾向を参考にボーリングポケットブックなどで取り組みました。私は「現場調査部門・岩盤コース」への挑戦でしたが現場技術、掘進技術など、ボーリングに関しては今までの現場での経験、知識から、ほぼ理解することができたので基礎知識、管理技法などを中心に勉強しました。しかしボーリング技術に関しても、工具類、機械の各部名称などが現場で使っている呼び名と違う物もあるため戸惑うこともありました。そして試験日まで短時間でも毎日勉強することを心掛けました。 今回の受験で感じたことは資料、文章での勉強も大切だと思いますが、現場作業などの実際に経験してこそ理解できる事もあると思います。ボーリング現場などでは、その場所、地点によって資材の準備から段取りまで違ってくる事が多く、いかに安全そして効率よく作業を進めるかが大事で毎回学ぶ事があります。掘進技術においても同じ事で、その場所によって掘り方から使用する道具類まで変わってくるので、いかに早く、その地層の硬さ岩質に合った掘進方法、ビットの選定などを判断できるかだと思います。それによって高い採取率そして無事に早く掘りあげる事が出来ると思います。それには今までの経験、上司、先輩方のアドバイスなどを自分なりにどれだけ生かせるかも重要だと思っています。今回、調査技士を取得したことで今まで以上に責任感をもち仕事に取り組み、調査技士の名に恥じない技術者になっていきたいです。応用地質(株) |
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