新入社員として4月に入社した私も早いもので半年が過ぎようとしています。少しずつではありますが、ようやく社会人の生活リズムを掴み始めたところです。一方、学生時代に想像した社会人としての自分の姿の甘さを日々痛感しています。そんな私は、想像もつかない自分の将来像を周りの先輩方を参考にしてこんな風に仕事をしたい、こんな人になりたいと励みにして業務を行っています。でも、当社もまだまだ女性社員は少なく、なかなか女性の先輩と接する機会がなく正直少しの不安を感じていました。そんな中、この女性からのひとことの依頼を受け、女性の先輩方の記事を読み、こんなに頑張っている人がたくさんいるんだと安心し、とても嬉しくなりました。

さて、固い話はここまでにして、私からのひとこととして私の趣味を紹介し、恐縮ながら私を少しだけでも分かっていただけたらと思います。

そこで、私はまず初めに、自分の趣味は何だろうと考えてみました。しかし、今まで趣味はなんだろうと考えたことも、趣味は何と聞かれたこともなかった私は、なかなか自分の趣味を見つけることが出来ませんでした。何日か悩んで困ってしまったので、親しい友人に相談してみたところ、私は大の旅行好きであることが判明したのです。また、私は小学校から就職するまでバドミントンをしていたので、合宿や大会の度に全国各地を飛び回っていました。これらの旅の中から、私の好きなところを紹介していきたいと思います。

私が好きな一つ目の場所は、北海道です。北海道は今までに5回も足を運んでおり、なぜか故郷のように安心できる場所でもあります。また、食べることが大好きな私にはおいしいものがたくさんあって最適な場所です。初めに行った時は、家族旅行で私がまだ幼稚園の時でした。最初の北海道の思い出と言えば、GW期間中の旅行にもかかわらず、まだ雪が残っていて、とても寒かったのを鮮明に覚えています。またアイヌの民族村へ行って、幼いながらも異文化と触れ合うことができ強い印象を受けました。でも、まだ幼い私にはアイヌの歴史のことなど少しも分からず、そして、とても寒く、今旅行の家族写真をみても不機嫌な私ばかりです。ただ、寒いながらも大好物のじゃがバターを与えられ必死に食べている写真だけは最高の笑顔で残っています。これが私の旅行好き、食べ歩き好きの原点になったのかなと思います。

次に北海道へ向かったのは大学時代の部活の大会へ参加した時です。このときは夏休みで、半袖で過ごせるほどの快適な気候でしたので、幼いころの経験が生かされたなと、今となっては思い出されます。大会の成績はともかくとし、胃袋も幼いころよりはるかに成長した私は、何より北海道のおいしい食べ物を食べることに専念しました。なかでも、何とか学生時代の少ないおこずかいをやりくりし、友人と行った海老と蟹の食べ放題では、もう一生海老と蟹は見たくないと思うほどおなか一杯になったことを覚えています。そのほかにも一週間の滞在のうち5日はラーメンを食べ、お腹を満たし、とにかく食いしん坊な旅となりました。しかし、これで北海道の食べ物は満喫した、食べ方題は懲りたと思っていたのも私にはつかの間の出来事でした。翌々年も同じように大会で北海道へ行ったのですが、しゃぶしゃぶとすき焼きの食べ放題でもう肉なんて一生いらないと思うほど食べ尽くしました。なんて私は学習しないんだろうと思いますが、今となれば学生時代にしかできない無茶をして、いい思い出ができたなとつくづく感じます。この他にも数回北海道へは行っているのですが、北海道が好きなもので、書くとそれだけで終わってしまいそうなので次の好きな場所を紹介しょうと思います。

次に私が好きなところは、場所というかテーマパークになってしまいますが、千葉県の東京ディズニーランドです。大学4年生の時は、さまざまな友人を誘って1年の間に三回は行ったほどです。もちろん乗り物もキャラクターもかわいくて好きですが、ディズニーランドの何とも言えない雰囲気が大好きです。一歩テーマ内に足を踏み入れると、一瞬で夢の国に来たようになるあの感覚です。私は普段なら混むところは極力避ける方で、ひとつの物に2時間も待つなんて考えられません。でも、なぜかディズニーランドの中だと、仕方ないなと楽しく並べてしまうんです。みなさんも一度は経験があるのではないかなと思います。また、一通り遊んだあとの買い物も大好きです。行く度に新しいグッズが並んでいて、飽きないのが魅力です。でも、つい気持ちが大きくなって、家に帰って買ったものを見て後悔することもしばしばありますが、それも一つの醍醐味なのかなと自分を甘やかしています。社会人になってしまうと難しいのかも知れませんが、いつかクリスマスのディズニーランドに行ってみたいなと思っています。そんなどちらかというと行動的な場所が好きな私でしたが、最近はちょっと変わってきていることも多くあります。それが3つ目の好きなことです。

私が今年になってから、一番多いパターンなのが、泊まりだとしても日帰りだとしても温泉に行くことです。今まではのぼせやすいので、そんなに好きではなかったのですが、癒しを求めてつい行ってしまいます。何も考えずに、まったりとして帰ってくるのが最高です。そんなに遠くない場所にたくさんの温泉がある東北に住んでいられるということを最近つくづくありがたく感じます。こう思えるようになって、少しは大人になったのかなと思います。でも、まだまだ最近目覚めた私なので、いろいろな人からオススメの場所を聞き、もっともっと通になりたいです。

ここまでいろいろと好きな場所を書いてきましたが、これから行きたいところもたくさんあります。その中でもやはり一度は海外に行ってみたいという願望が一番大きいです。今まではもちろん予算の関係もありましたが、語学が苦手な私は、行きたいけど怖いなと思っていてなかなかチャレンジすることができませんでした。でも、海外旅行に行ったことのある人の話を聞くたびに行ってみたいという願望だけは大きくなっています。社会人になって、さらにまとめた休暇をとって旅行に行くというのは難しくなってしまいましたが、いつか絶対に行けるようにこの夢を張り合いに仕事を頑張っていきたいなと思います。

話は変わってしまいますが、私が旅行でこれだけはと決めていることがあります。それは、旅行に行った先々で、どんな小さいものでもよいから、何か残るものを買ってくることです。それはどんな楽しい思い出も、次にまた楽しい思い出ができると少し薄れてしまうのがとても嫌だと思ったからです。そのための工夫として、いつでもその時の楽しさを思い出せるようにと食べ物ではない、残せるものを一つは買うようにしています。これが、旅好きな私の唯一のこだわりです。

社会人になって自分のスケジュールを管理することは難しくなってしまいましたが、旅行だけでなく、これからも好奇心をもって様々なことに取り組んでいきたいなと思っています。また、この女性からのひとことを書く機会を与えて頂いたことで、今は仕事以外の時間を充実させることが仕事を円滑に進める鍵になるのではないかと感じています。この機会に感謝すると共に、趣味を楽しむためにも健康第一で仕事に励みたいと思います。

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