地質基礎工業(株) 鈴木 壮一 |
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場所:飯豊連峰の雪渓を望む奥川
渓流釣りの相棒より遠征のお誘い。ちと遠いが前夜発の強行軍で釣行。場所は飯豊連峰の大日岳を望み、この前峰に流域を発する名渓「奥川」。懐の深さ、清冽さ、ロケーションの良さ、水質・水温・水量、魚影の濃さとどれを取っても一級品。言わずとテンションは上がりまくり。前夜22:00発、基点となる磐越西線、福島県最西の徳沢駅前に1:30到着、途中三和と坂下のコンビニでの小休憩2回を入れたので、さほどの強行軍ではなかった。徳沢駅待合所での仮眠を3:30に切り上げ、入渓予定地点へ、少し白みかかったアプローチポイントで気忙しくウェダーとカッパに着替え、持ち物を点検の後、相棒と分かれ、いざフィッシュオン!
河川湾曲部護床ブロックの切れ目の早瀬と流れのたるみ部の境をポイントに見定めて餌を振り込む。間髪いれず、ググッという当りが、美しく程よい大きさのヤマメが登場、幸先よし!ここでもう一本、更に上流の瀬で二本、この後、瀬を中心に良型イワナのオンパレード。
相棒との待ち合わせ場所に300m残して、腕にヤマメ・イワナの感触を残しながら納竿、実は途中から天気が好転し晴れて、カッパとウェダーの中が汗だくとなり、遡行の疲れのためにギブアップしたのが本音、釣果はもっと伸ばせるに違いない。素晴らしい釣りだった。流石、渓流百選の奥川、そして飯豊連峰!