|
平成18年1月26日(木)ホテル白萩において、東北地質調査業協会主催による「平成18年新春講演会及び賀詞交歓会」が開催されました。 従来は講演会を開催しておりましたが、今年は全地連からの要請もあり、「中小企業会計啓発・普及セミナー」として、経営コンサルタントである大場コンサルティングオフィスの大場宣英氏を講師としてセミナーを開催しました。テーマは、「経営者のための実践講座−経営力を強化するための会計-」であり、決算書に示される貸借対照表や損益計算書の数値の意味を、経営者は理解して現状を把握し、将来に向けた有効な経営計画のヒントを学ぶものでありました。テキストの他に、講師自らがコンサルティングしている実践資料を用いて講義され、聴講者は計算機を持ち込んでのセミナーとなりました。 2006年は時代の転換期であり、過去の延長線上では売上が益々減少することを強調されました。このような時期にあって、決算書に示される数値は過去の実績を物語っているものであり、これを適切に読み込んで今後の経営改善に役立てる資料とすべきであることを学びました。2時間のセミナーでは種々の指標を完全に理解することは難しく、今後の勉強のための動機付けをおこなっていただいものと理解しております。 主催者側として、賀詞交歓会は総勢89名の出席をいただき、盛況であったことに安堵しております。 奥山理事長の挨拶と土生田副理事長の乾杯の発声で宴会となりました。例年と変わらぬ懇親会ではありましたが、セミ ナーの講師をしていただいた大場氏も参加され、時間の関係でセミナーの中では質疑応答が出来なかったこともあって、懇親・交流を深めた方もおりました。 宴席は和やかなうちに、橋本副理事長の音頭でお開きとなりました。 協会員各社のご活躍をお祈りし、賀詞交歓会の報告といたします。 |
目次へ戻る |