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はじめに 来年度の全地連「技術e−フォーラム」が名古屋で開催されることが決定しました。前回、名古屋で開催されたのが1997年でありますから、約10年ぶりの開催となります。このため、中部地質調査業協会では、実行委員会を立ち上げ、準備作業に取り掛かっています。 そこで、来年度のフォーラム開催の参考にすることを目的に、加藤理事長・渋木実行委員会委員長をはじめとする委員会代表が、平成17年9月8日〜9月9日に開催された「技術e-フォーラム2005仙台」を視察しました。 今回の参加では、フォーラムへの参加だけでなく、全地連・東北地質調査業協会との意見交換会も行われ、開催までのプロセスや苦労話など有益なアドバイスを得ることができました。 ここに、「技術e−フォーラム2005仙台」の参加報告をいたします。 会場にて(開会式・特別講演) 今回の視察は、来年度の開催にあたり、初日は主に、受付や看板状況から開会式、特別講演、技術者交流懇親会を、2日目は、技術発表会・フォーラムシアター・各展示会場などを見学しました。 先ず、案内看板で目を引いたのが、国土交通省東北地方整備局後援の文字であり、来年度の名古屋でも、中部地方整備局の後援を是非取りつけたいと意を強くしました。受付では美人が多く、どこへと一瞬迷うほどで、また、配布された当地観光案内を参考に、夜は早速、牛タンを飽食しました。 開会式では、参加人数300名弱を迎えて、全地連森会長に続き、国交省東北地 方整備局長森永氏よる来賓挨拶と、盛大に執り行われ、名古屋でも中部地方整備局長の来賓を是非お願いしたいと考えております。 特別講演については、地震災害を幾度も被災している地方の危機意識向上に繋がる「地震・津波に備えて」と題して行われ、一般参加も含め、260名以上の多くの参加者があり、大いに盛り上がりを見せた。 技術者交流懇親会 来賓は、国交省をはじめ関連学会・独)産総研・独)土木研究所・東北大学等々の関係者を含む約350名もの多くの参加者を迎えて、盛大な懇親会でした。中でも、日頃は味わえない美味な地酒を飲み干し、ほろ酔い状態中に、地元のねぶた踊りと可愛い少女の歌声やフラメンコに、会場が一瞬静まり返るなどし、高演出がなされていたと感心しました。これに劣らぬよう名古屋では、どんな催事で注目を引こうかと思案している所です。 技術発表会・フォーラムシアター 技術発表は4会場13編に及び、各会場発表終了後に質疑が行われたが、論文集が手元にない方が多く見られ、質問が出にくいと感じられた。 フォーラムシアターでは、2編の特別企画報告の内、国交省企画部技術管理課長様の「公共事業を取り巻く最近の動向」では100名弱と好評であった。 おわりに フォーラム会場は、各地区協会で順次持ち回り開催されておりますが、全地連及び地区協会だけでは成功は望めません。何卒、関連学会をはじめ皆様の協力とご理解を、よろしくお願い申し上げます。 |
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