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東北地質調査業協会の平成17年度定期総会は、平成17年5月18日(水)に仙台市内の「国際ホテル」に於いて開催されました。会員総数86社の内、出席56社と委任状28社で過半数以上の出席が得られ、ここに総会成立を併せて報告致します。 定期総会は平成16年度の事業活動と収支報告、平成17年度の事業計画案と予算案の審議及び役員改選が主な内容であり、以下に概要を報告致します。 開会に先立ち、当協会及び全地連に多大な功績を残された故奥山諒蔵氏(奥山ボーリング株式会社会長)の逝去報告と出席者一同による黙祷があり、これに対しての奥山和彦社長からの謝辞がありました。 1.奥山紘一理事長挨拶要旨 平成15年度に理事長に就任して以来、厳しい環境の中2年間尽力してきました。 東北地整や宮城県との意見交換会でも当協会からの要望や陳情を行ってきており、国では「美しい国土づくりや安全・安心の国土づくり」を目指しているものの公共予算が厳しく、苦しい状況下であることの報告を受けています。このような状況下ではありますが、業界活動を活性化するためにも頑張っていきたい。特に、地方公共団体は予算が極めて厳しい状況にあり、これらを認識して企業の存続発展に努力していただきたい。 平成16年度に計画した事業は、会員各位の協力の下、ほぼ計画どおりに実施できましたことを感謝申し上げます。 平成17年度は通常の事業計画のほかに、仙台で「技術eフォーラム2005」が開催されます。実行委員会も昨年から活動しており、発表論文等の募集に対して順調な応募状況であることが報告されていますが、この大会を成功させるべく、会員各社のご協力をお願いします。 今年も例年以上のご協力をお願いして、挨拶に代えさせていただきます。 2.議事 議長:奥山理事長 議事録署名人:協和地下開発株式会社 久我哲郎氏、株式会社日さく朝倉孝夫氏 第1号議案平成16年度事業報告 「全国地質調査協会連合会に関する事項」、「対外関係に関する事項」については総務委員長が報告し、「東北地質調査業協会に関する事項」については担当の各委員長が報告を行った。 これらの報告に対して、意見交換会は土木関係の機関とだけ実施しているが、今後は農政関係の機関とも交換会を持つべきではないか、との質疑があった。担当している広報部会から、今後検討していくので提案をお願いしたいとの回答があった。その他は、特に問題なく、承認された。 第2号議案平成16年度収支決算及び監査報告 収支決算は事務局が、監査結果を監事が報告して、承認された。 第3号議案平成17年度事業計画(案) 事業計画は、総務・技術・広報・情報化の各委員長が計画を報告して、承認された。 第4号議案平成17年度予算(案) 総額44,500千円の予算案を総務委員長が報告した。 事業計画・予算に関連して、平成17年度の特徴を質疑された。厳しい予算の中で、各委員長には予算作成時に前年に拘わることなく見直し査定を実施したことや、重点実施項目については予算を一律減額しないような弾力的な処置を講じたことを報告した。 その他は、特に問題なく、承認された。 第5号議案「技術eフォーラム2005」仙台の経過及び特別会計予算(案) 平成17年9月8日(木)〜9日(金)、および10日(土)に実施される見学会等のフォーラムについての経過報告と今後の取り組み、併せて予算等について提案し、承認された。 第6号議案役員の改選 今年は役員改選の時期に当たり、表-1に示す方々が新役員に選出され、承認されました。 〈その他〉 役員の改選にあたり、役員を勇退された次の方々に金一封が贈呈されました。 吉川謙造氏、株式会社復建技術コンサルタント 高田信一氏、株式会社高田技研 また、各種委員会等に功労され、協会活動に尽力された次の方が表彰されました。 井戸和彦氏日本工営株式会社 総会終了後は、懇親会に席を移して和やかに開催された。奥山理事長挨拶の後、橋本副理事長の乾杯発声で宴会となり、各県の代表者が挨拶を行った。最後は今年度の臨時総会開催となる岩手県を代表して湯沢理事の1本締めでお開きとなりました。 文責:伊藤賢一 表-1 平成17年度 役員
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