68.新春講演及び賀詞交歓会

総務委員会
 平成17年1月27日(木)ホテル白萩において、東北地質調査業協会主催による「平成17 年新春講演会及び賀詞交歓会」が開催されました。

 新春講演会は、川崎地質株式会社取締役技師長 三嶋信雄氏(工学博士)を講師に迎え、「建設関連業における性能規定化への取り組み」をテーマとして、建設関連産業を取り巻く現在の情勢(仕様規定型)が近い将来は性能設計へと考え方が変化していく事を講演していただきました。性能設計へ変化して行く背景には、ISOに代表される国際標準化の流れの中で土木分野でも遅ればせながら対応を迫られていることにあり、我々を含む産学官がこの流れに乗らざるを得ない状況となっていることを強調されました。試行錯誤の状況ではあるが、すでに実行に移されている事業(羽田空港)もあり、近い将来は確実に導入されているものと思われます。

 聴講者の中には異論を唱える方もおりましたが、いろんな考え方があることを知ることも地質調査業を営む我々にとって、極めて参考になるものでありました。5年後・10年後にどのような状況になっているか、舵取りだけは誤らないようにしたいものです。

 賀詞交歓会は総勢91名の出席をいただき、奥山理事長の挨拶と土生田副理事長の乾杯の発声で懇親会となりました。今年最大の行事となる全地連主催の「e-フォーラム2005東北」は9月に仙台で開催されることから、東北地質調査業界は全面的なバックアップが必要となります。すでに橋本実行委員長の基、実行委員会が活動を開始しました。

これからは会員各社にご協力を賜りたい旨のお願いもありました。また、会社人事の異動に伴い、委員長の交替があったことも報告されています。(総務?土生田、広報?金井、技術?五十嵐、情報化?岡田)

 宴席は和やかなうちに、橋本副理事長の音頭でお開きとなりました。

 協会員各社のご活躍をお祈りし、賀詞交歓会の報告と致します。


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