調査部   緑川英男

37.第6回おらほの会社〜 地質基礎工業(株) 〜

 私は釣りが好きで11月の中旬に釣りに行ったのですがいつもこの時期に使っていたカイロがいらないほど、平成16年は冬が来るのが遅い気がしており、原稿を書いている今日この頃がやっと冬らしさを感じられてきたところです。

振り返れば、平成16年は台風地震と大災害の年で、今、会社に居ることが何か苛立ちを感じます。平成17年は、大災害が発生しない年でありますように願っております。

あけましておめでとうございます。

さて、『おらほの会社』ということで当社の紹介と、本社がある周辺の名物名所を述べたいと思います。


〔当社の紹介〕


■沿概

当社の開業は、常磐炭礦の礦務部が斜陽に伴い、新規関連会社常磐開発を創立した時からです。この部門が鑿井部として出発しました。この頃から都市土木調査や地下資源調査(黒鉱等)が行われたようです。

・1977年7月常磐開発株式会社鑿井部が分離独立し、いわき市内郷御厩町にて開業。同時に山形市に営業所を開設。営業品目は地質調査と特殊工事

・1982年10月TQM活動を始める。

・1984年7月常磐系列(株)詩仙コンサルタントを吸収合併。営業品目に測量設計を加える。

・1990年4月水戸市に水戸営業所を開設。同時期に水戸コンサルタントに資本出資を行う。

・2000年4月に郡山市に郡山支店開設。

・2000年12月ISO9001を認証取得。


■事業内容

・調査部門
地質土質調査, 地下水調査,地すべり調査,土質試験,急傾斜地調査,物理探査,原位置試験,土壌汚染調査,各種計測

・工事部門
地すべり対策工事,さく井管工事,アンカー工事,のり面保護工事,温泉開発,地下水資源開発

・測量設計部門
基準点測量,地形測量,用地測量,工事用測量土木構造物設計全般,下水道設計,農業土木設計,造成計画設計,許認可申請業務

・コンサルタント部門
都市計画,地域計画,再開発計画,水辺環境整備計画,地域活性化計画


■事業所

・本社
福島県いわき市内郷御厩町三丁目163番地の1
郡山市、水戸市、山形市に3支店

私が、10年くらい前に、山形県の左沢というところで地権者挨拶をしていたら、60歳代くらいの方が「おたくの会社は常磐炭礦に関係する会社なのか?」と聞いてきました。私はなぜ当社に関係する会社と判ったのかな〜と思って聞いてみると「この胸のマークを見て」と答えてくれました。また、このマークが石炭を示す形だと懐かしんで教えてくれました。さらに、昔、この人も含めて部落全体(集団)で炭礦に出稼ぎに行っていたことも判りました。

その後も、山形県ではこのようなことが数件ありました。この頃から『常磐』ということに伝統を感じたのを覚えています。

このあたりからか?仕事で会社を紹介するときに『常磐炭礦の探査部門が別れて・・・』と言うようになったのは。


〔いわき市周辺の名所名物〕

何処でも名物や名所があるかと思いますが、今回は本社があるいわき市について私が厳選したものを紹介致します。


■■■いわきの名物■■■

・ウニの貝焼き:
とれたての高級むらさきウニをホッキ貝につめて蒸し焼きにした物です。特におみやげにお勧め!非常にうまいが値段が高い。江名漁港が有名でいわきにしか無い。


・あんこう鍋:
淡泊な白身魚で、冬の鍋料理には最適。有名な方法として水を使わない漁師鍋があるが、私は通常の鍋仕立ての方が好きです。吊るし切りがさばきの方法。


・メヒカリ:
アオメイソのことでいわき特産です。シシャモに近い感じがします。唐揚げでは、骨があっても口当たりがよくいわきの名物です。三枚でお鮨にも使います。


・さんまのみりん干し:
うまさほしとも言い、さんまをみりんに漬け干したもので、絶品です。

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■■■いわきの名所■■■

・いわき湯本温泉:
含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉。開湯は奈良時代。岩城、佐竹、田村氏などの戦国領主が湯本に湯治に来ていました。この豊富な温泉を利用して我社と系列のスパリゾートハワイアンズが成り立っています。


・勿来の関:
5世紀に作られ、同時代に作られた白河の関、念珠ヶ関とならんで<奥州三古関>と呼ばれている。
また、<来る勿れ>という意味を持つ地名は、蝦夷地への入口であったことを今に伝え、現在も、関東と東北との境となっている。また、この周辺は、太平洋が一望できる県立自然公園に指定されています。

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・塩屋崎灯台:
安政2年に常夜灯が設けられ、明治32年(1899年)建てられた。
海上から約50mの高さの岩盤上の建ち太平洋上の船の航行の安全を守っているシンボル的な存在。
灯台のふもとには美空ひばりの遺影碑と歌碑があり、映画「喜びも悲しみも幾年月」も舞台にもなったことでも有名。
個人的には、灯台下の磯が釣りの一級ポイントで訪れたい場所である。

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・国宝白水阿弥陀堂:
1160年に、岩城則道の妻がふるさとの平泉にある金色堂にならって建設したといわれている。お堂内部には阿弥陀三尊像と二天部を安置している。最近では、蓮沼(蓮は古代ハス,大賀ハス)の御堂といわれた苑池の発掘調査も進み、浄土式庭園が復元されている。

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最後に、本社案内図を載せておきます。近くに来たら気軽に立ち寄って下さい。
緊急の事態の時でも良いです。お力になります。(2004年12月1日)




ご連絡先:電話0246-27-4880
URL http://www.tisitu.co.jp

次は、秋田県の「明治コンサルタント(株)」さんを紹介いたします。
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