(有)水文環境調査事務所 和田 俊行15.ウズベキスタン・タシケント市の滞在事情(後編)
3.タシケント食べ物事情 タシケントにはバザールが各所にあり、地元民でにぎわっています。レストランも市内各所にあり各国の料理が楽しめます。
☆米☆ タシケントでのお米は、日本と同じ短粒種です。最初はトルコ系のスーパーマーケットで1キロ200円程度の米を買っていましたが、バザールでは最高でも1キロ80円程度で十分うまい米が購入できるとわかりました。 ☆酒☆ イスラム国でありますが、旧ソ連からの伝統か入手には全く問題はなく、スーあるパーテイでの食卓パーやバザールで容易に手に入ります。 最もポピュラーなのはやはりウォッカで、最高級のものでも200円前後です。 ビールはやや高く1本80円程度です。ワインも良質なものがあり値段も安く手にはいります。ウズベク女性が面前でウォッカを飲むのは好まれないらしく、通常はビールもしくはワインを飲んでいます。 ☆ウズベク料理☆ 当地の料理は、ウォッカに合う脂っこいものが多いです。週に1回木曜日はご主人が、料理を振る舞う日になっているようで、下の写真は、ある村で見かけた風景ですが、親子での素材の選びの様子のようでしょうか。 ウズベク料理の代表例はサシリク(ウズベク風焼き鳥、実際は羊や牛が多い)とプロフ(ウズベク風ピラフ)です。 地元の人が作ってくれましたので、作り方をご紹介します。
◆サシリクとブロフ◆ サシリクは、羊・牛の肉を炭火といきたいところですが、家庭では石炭で焼いて作られる名物料理です。また、ブロフはジャポニカ米を使ったピラフで、黄色にんじん、トマト、にんにくなどを入れて作ります。
☆韓国・日本・中国料理☆ スターリン時代の強制移住により朝鮮・韓国人が多く住んでいるため、朝鮮・韓国料理店が多くみられます。高級料理になり、値段も昼食で500円、夕食で2000円(酒代含む)程度と結構高くつきます。味はやや現地化が進んでいるようです。 なお、日本料理店という店は何軒かありますが、私の知る限りではすべて韓国人が経営しており、本当の日本料理を食することは困難です。中国料理は、朝鮮・韓国料理店に比べて値段も安く大衆的であり、現地の人も結構利用しているようです。 ☆ファストフード☆ ウズベキスタンではかなりの高級料理に属するようで値段も高く、ハンバーガー、ピザ、スパゲティなど日本とあまり変わらない値段です。主な客層は若い女性が中心です。 ☆大衆食堂☆ 一食100円程度で利用できます。店によってはウォッカ1杯30円、生ビール50円程度で飲むことができます。ただし、英語のメニューは当然ないので指差し法で注文することになります。 4.タシケント美女事情 ウズベキスタンに限らず中央アジアは多くの美人がおられます。これはシルクロードの要に位置するため古来より混血が進んでいることに加え、これに旧ソ連時代のロシア人の流入、朝鮮や東欧からの強制移住により拍車がかかったと考えられます。 私が知り合った人びとでも、ウズベク人、ロシア人、朝鮮人、中国人のほか、タタール人、アルメニア人、グルジア人及びその混血と非常に多種多様です。私が滞在中に出会ったタシケント美女のほんの一例を写真に示します。美女軍団は、公務員であったり事務員であったり普通の女性であることだけを追記させてもらいます。 |
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