質疑 |
応答 |
CAD製図基準について |
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図面サイズはA1を標準とする。そのほかのサイズは発注者との間で協議(打合わせ記録簿作成)。 |
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県レベルでは統一基準はない。 |
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・発注者から貸与される図面のレイヤが不統一
・AutoCADで貸与されたデータがSXF(p21)で記録されていない(線の太さ、色が異なる) |
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発注者と協議(図面作成業者に修正を依頼)。 |
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OCF協議会「SXF変換を意識したCAD製図」の要領をホームページからダウンロードできる。 |
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国交省のチェックプログラムでCADもチェックしないと、エラーによる手戻りが発生する。 |
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AutoCADファイルで、ペン設定ファイルが添付されていないことが多い。このために幹事会社としてデータをまとめる際に苦労した |
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上記「SXF変換を意識したCAD製図」の要領に沿った作業を行うこと。 |
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今は過渡期であるので、SXF化が進めばいくらかは改善される。 |
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DWG等からSXFに変換する場合には抜け落ち等が生じる可能性があるため、エラーチェックを忘れずにすること。 |
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使用しているCADソフトの種類 |
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V-nas、BV CAD、Dyna CAD等 |
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秋田県ではDyna CADを標準としているは改善される。 |
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AutoCAD2004はOCF検定に合格していないため、別途SXF変換ソフトが必要※1 |
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JW-CAD+変換ソフト使用。変換ソフトは、p21対応(シェアウェア:1万円程度)。 |
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HO-CAD使用。SXF形式での塗りつぶしもOK。 |
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地質図のCAD化について |
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次工程の用途に応じてCAD化することが大切(例:ダム調査の場合、地質図変更タイミングの見極めが必要である)。 |
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CADによる着色について |
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べた塗りは容量が大きくなる。ハッチングの密度を細かくすれば容量は小さく、仕上がりは良好 |
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AutoCADでは、SXFに変換すると表示順序の認識がなくなるので注意。 |
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AutoCADでは出力時に色毎に濃度設定ができるので仕上がりをよくできる。 |
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互換性のあるCAD(DJ2、D-Draw等)は、SXFで着色。DJ2は画像の貼り付けが出来、安価。(これらのCADは、OCF検定を受けていない) |
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SXFのファイル形式の使い分けについて |
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発注者によって「国交省:p21」、「東京、山梨:sfc」といった使い分け、選定が必要。 |
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OCF検定に合格したCADをどの段階で使えばよいか |
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最終成果完成後にOCF検定で合格したものを使って変換を行えばよい(p21:地方整備局など)。 |
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AutoCADで作成し、V-nasで型を整える方法もある(OCF検定に合格している)。 |
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報告書のオリジナルファイルはどこまで出力すればよいか |
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発注者と協議(ワード、エクセルなど)。※2 |
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画像ファイルをオリジナルとしてPDF化すると後で検索できない。また、ファイル容量も大きくなる。 |
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オリジナルファイルをスキャナーで読んで入力し、ワープロに貼り付けたら、PDF化した時ファイルが大きくなり地質図の等高線が抜け落ちたこともあるので注意が必要。 |
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電子納品支援ソフトについて |
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電脳ヘルパー、シビルマネージャを利用。 |
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これらソフトは、ユーザー登録をすれば、バグ修正・バージョンアップ等の案内通知がある。 |
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オリジナルファイルをPDF化する際の工夫について |
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PDF化した時にファイルが大きくなる。そこで分割して、しおりを貼り付ける(分割したPDFファイルのリンクは絶対パスとする)。 |
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98、MeはPDFが大きくなるとシステムが落ちる(2000、XPは落ちない)。 |
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国交省はPDFファイルサイズ5MBを基本としており、協議によって10MBにできる。 |
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農水省ではファイルサイズに関係なくPDFファイルはひとつにする。 |
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エクセルデータをそのまま貼り付けると、元ファイルがそのまま貼り付けられるため、ファイルサイズが大きくなってしまう。メタファイルで貼り付ければほしいところのみが貼り付けられ、ファイルサイズを小さくできる。 |
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DocuworksからPDF化する場合 |
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画像ファイルはかえってファイルサイズが大きくなる。画像からPDF化の方がファイルサイズは小さくなる。 |
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Docuworksをオリジナルファイルにするには、発注者との協議が必要(発注者からOKをもらえば良い)。 |
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