58.全国標準積算資料講習会報告 広報委員会渉外部会

 去る10月29日、当協会主催の「建設事業と土壌汚染対策法」並びに「全国標準積算資料」講習会が発注機関、協会員合せて約130名の参加を得て、ハーネル仙台で開催されました。

 今年度は、通称「赤本」が大幅に改訂され、これまで別冊となっていた「海上調査編」と、新規に「土壌地下水・汚染調査」が章として掲載されたことや、平成15年5月に土壌汚染対策法が施行されたことにより、業界をとりまく土壌汚染に対する関心が強かったようです。

 積算資料説明会に先立ち、応用地質東北支社の門間聖子さんに依頼しました前記タイトルでの講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 積算資料講習会は、全地連の矢島専務理事が熱弁を振るわれ、予定時間を若干オーバーするほどでした。

 国土交通省が歩掛りを廃止し、市場単価制を導入したことから、積算根拠の検定資料として、また、市場単価では積算できない項目を掲載しているデータとして、「赤本」は協会にとってのPR活動の手段としてより重要になるものと思います。

 終了後のアンケートでも、参加者からの好評をいただいております。また青森・岩手での開催も要望されており、来年度以降も継続的な開催を念願するものであります。


「官庁関係者を始めとして100人を超える出席者があり盛会であった。写真は質疑に答える矢島専務理事、土対法関連も含めて質問内容も非常に具体的で突っ込んだものも多く、後日協会から改めて回答とする一幕もあった。」
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