東北地質調査業協会の平成15 年度定期総会は、平成15 年5 月20 日(火)に仙台市内の「国際ホテル」に於いて開催されました。会員総数95
社の内、出席62 社と委任状29 社で過半数以上の出席が得られ、ここに総会成立を併せて報告致します。定期総会は平成14 年度の事業活動と収支報告、平成15
年度の事業計画案と予算案の審議及び役員改選が主な内容であり、以下に概要を報告致します。
1.宮川理事長挨拶
イラク戦争・新型肺炎・「りそな」への公的資金注入等、良い話題が無く、宮城県職員に対する給与5 %カット提案など、きびしい社会情勢下にあります。協会でも会員の減少傾向にあります。社会情勢が厳しい中で、2
年間理事長を務めてまいりましたが、このたび交替することになりました。新理事長のもとで、役員各位と協力して、東北地質調査業協会の運営をお願いしたいと思います。
2.議 事
議 長: |
宮川理事長 |
議事録署名人: |
川崎地質(株)西川広貞氏 |
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不二ボーリング工業(株)高橋道生氏 |
(1 )平成14 年度事業報告
「全国地質調査業協会連合会に関する事項」、東北地方整備局との意見交換会等の「対外関係に関する事項」については事務局が報告し、「東北地質調査業協会に関する事項」については担当の各委員長が報告を行い、承認された。
(2 )平成14 年度収支決算及び監査報告
収支決算は事務局が、監査結果を監事が報告して、承認された。
(3 )平成15 年度事業計画(案)
事業計画は、総務・技術・広報・情報化の各委員長が計画を報告して、承認された。
(4 )平成15 年度収支予算(案)
総額55,000 千円の予算案を総務委員長が報告し、承認された。
(5 )役員の改選
今年は役員改選の時期に当たり、新役員が選出され、承認されました。
(6 )その他
各種委員会等に功労され、協会活動に尽力された次の方々が表彰されました。
伊藤義則氏住鉱コンサルタント(株)
中谷 仁氏(株)日さく
樽石博行氏(株)新東京ジオ・システム
また、役員の改選に当たり、役員を勇退された次の方々に記念品が贈呈されました。
宮川和志氏 東北ボーリング(株)
飯村次雄氏(株)東京ソイルリサーチ
菊池喜清氏(株)菊池技研コンサルタント
3.奥山紘一新理事長挨拶
議事の終了後に、新理事長となりました(株)新東京ジオ・システム代表取締役社長奥山紘一氏から挨拶がありました。主な内容を紹介します。新理事長の就任に当たり、業界発展のために全力投球で協会活動に尽くして行きたい。前理事長の宮川氏は、委員会の統廃合や会費の削減等、数々の改革改善を実施されまして、その功績は多大なものがあります。この考えを継続発展させて、協会活動に尽力して行きたい。最初に取り組みたい仕事は、本協会の法人化の検討と倫理規定の策定と考えている。併せて、各委員会の活躍をお願いするとともに、協会会員のご協力をお願いいたします。
総会終了後は、懇親会に席を移して和やかに開催された。奥山理事長挨拶の後、橋本副理事長の乾杯発声で宴会となり、各県の代表者が挨拶を行った。最後は奥山(和)理事の万歳三唱で締めとなりました。
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