副理事長 兼 情報化委員長

                           土生田 政之

01.新年のご挨拶

 この度、総会に先立つ理事会において、三塚前副理事長の後任として本年度協会組織の副理事長を仰せつかりました。歴代の副理事長諸先輩に比べ協会活動の経験の浅い私にはかなり荷が重い役職ではありますが、皆さんの御支援御協力を得た上でできる範囲の中で精一杯努めたいと思います。

 さて、昨今の社会情勢とりわけ我業界や加盟各社を取り巻く環境変化の大きさとそのスピードの速さはあらためてここで申し述べるまでもありません。そのような中で今後の協会活動のあり方について、宮川理事長は明確にその方針を打ち立てておられます。(『ご挨拶』;大地35号、『理事長あいさつ』;協会HP)。すなわち、@会員の相互理解 A経営基盤強化 B業界のPR の3点であります。

 また、この方針の基で本年度からいわば協会の「構造改革」の一環として委員会構成を再構築致しました。私は理事長を補佐する立場として、当面は特に委員会活動を通じて上記の3点を実践していきたいと考えております。

 なお、新組織では旧組織での各委員会の統合に加え新たに「情報化委員会」が新設され、私は同委員会の委員長も兼務する事になりました。一昨年10月の補選で理事に就任以来、これで「広報委員会」「研修委員会」および臨時委員会としての「活動検討委員会」に加え約1年半の間に4つ目の委員会を担当する事になりました。

 これまでの各委員会活動においてはいずれも就任期間が短かった事を割り引いても私の力量不足から必ずしも満足のいく成果が得られませんでしたが、今後はわずかばかりの経験を生かし各委員会間の意見・活動の調整をできるだけスムースにまた効率的にしていきたいと思っております。

 さて、新設された「情報化委員会」ですが、その設立の趣旨は我業界においても最早定着している種々のIT関連技術に関し、会員各社への最新情報の提供・敷衍・支援にあります。昨今の情報化技術の進歩とその実用化は、例えばCALS/ECの全面的な導入を間近に控えた現時点において既に我々の業務形態そのものが一変しつつあるように常に劇的な変化を伴うものと予想されます。「情報化委員会」ではこれらの変化に対し業界全体が機敏な対応が取れるように少しでもそのお手伝いができればと考えております。

 また、同委員会のもう一つの大きな分掌事項に本年始めに開設された協会ホームページの維持管理があります。言うまでも無くホームページは各団体や個人の広報媒体として今や主流の地位を占めつつあり、それだけ定期的な更新を適切に行う事が極めて重要になります。皆さんの要望を最大限取り入れながら、一般市民へのアピール度が高くかつ実用的にも役にたつものを目指していきたいと考えております。

 なお、情報化委員会のメンバーは昨年度の「ホームページ設立委員会」のメンバーにそのまま引き継いでいただきました。他の委員会に比べて少人数である上に新設委員会という事で不慣れな事も多少あろうかとは思いますが、会員会社のニーズを踏まえた上で常に開かれた委員会活動を心掛けるつもりです。

 皆さんの御理解、御支援をあらためてお願いする次第です。

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