東北地質調査業協会前理事長    宮川 和志

03.前理事長退任のご挨拶

 この度1 期2 年間努めました理事長を退任しましたので、一言ご挨拶いたしますとともに、在任中に頂きました会員皆様の暖かいご支援に対しまして感謝致します。

 そもそも協会活動の経験のない私が理事長を引き受けましたのは、現在の社会・経済環境と照らし合わせたとき、外から見ていると協会活動に対して自分なりに批判するようなところがあり、それなら自分で出来るかどうかやってみようと言う気持ちからでした。そのような中で、

(1 )会費の値下げと協会活動費の一部利益者負担の原則

(2 )委員会の若返りと多くの協会員の協会活動への参加

(3 )IT 社会へ対応するための会員へのサポート

(4 )協会活動の外部へのPR
を方針に掲げ、これまでの委員会の統合や新設をはじめとし、主に委員会活動を中心にこれらの方針を実行してまいりました。
 当初は、これまでの協会活動を急激に転換させた点もあり、多くの方々に戸惑いとご苦労をおかけしました事を反省しております。しかしながら、この2年間を振り返りますと、私なりに当初考えていたような協会活動が出来たのでは
ないかと思っております。

 私の2 年間の在任中、委員長や中央選出理事が、途中でほとんど一新されました事から伺われますように、現在の社会環境は激変しております。このような変化する外部に対して、協会ならびに協会員も、自ら変革していかなければならいと思います。まさに今が正念場といえるのではないでしょうか。

 今後、当協会が新理事長のリーダーシップのもと、執行部と会員が一丸となって、協会の設立当初の目的でありました
(1 )会員相互の親睦
(2 )会員の社会的地位の向上
(3 )地質調査業の社会への貢献
を目指し、時代に即した協会として益々発展されることを祈念しております。
 最後に改めて、これまでご協力とご支援を頂きました会員の皆様と、事務局員に対して厚くお礼申し上げます。

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